環境と自然と調和する取り組み

合資会社大黒屋農園の経営理念である「持続性と自然と人との調和」を基本にぎふ清流GAPの観点から、野菜つくりは人の手から手へというモットーが生まれました。
安心・安全な野菜をつくるのも「人の手」農場の環境保全もしていくのも「人の手」事故のない作業環境を造りあげていくのも「人の手」すべて大黒屋農園の野菜は「人の手」から手へと繋がって育てられ美味しく食されます。
時にはバトンが上手に渡らなかった時には「何故」「どうして」を渡す側・渡される側お互いに真剣に考えます。
そして次上手くいったときはお互いに評価をしあいます。
土づくりから「栽培」「収穫」「選果」「梱包」「出荷」の手から手への流れを、大規模・多品種栽培で実現させます。
従業員一人一人が考え、物事を実践していくことが、自然と環境に配慮した安心・安全なそして持続性のある農業をすることができます。
これが、ぎふ清流GAPの目的である消費者の方の安心と信頼に応えるにつながります。

きれいで豊な山水の使用

大黒屋農園の主要水源 1級河川乗政川の水源は岐阜県と長野県堺の1500m級の山々。
飲めるほどきれいで水量豊富な水環境で大黒屋の野菜は育ちます。
写真は乗政川「乗政大滝」水温の変化が少ない滝水ははわさび作りにも利用されます。
近くには下呂温泉乗政キャンプ場や白草山(1,640m)の登山口があり自然の美しさを満喫しようと多くの人が訪れます。
乗政大滝は清流のくにぎふを象徴する滝です。

自家製完熟植物性優良堆肥へのこだわり

私達は国産木材チップ原料の菌床椎茸約40万ブロックの有機廃棄物とトマト・アスパラの残渣 お米の籾殻 米糠と全生産物すべての廃棄物に有機微生物コフナMIC108使用して時間をかけて丁寧に自家製完熟植物性堆肥作り使用して野菜・米の栽培を行います。
大黒屋農園の最大のこだわりは、「土から生まれたものは、土へ還して、またその土から育てる」です。
作物有機廃棄物から土へそしてまたその土から育てるのリサイクルこそが、野菜の育つ理想的な環境であり「おいしい野菜を育てる教科書」と信じて土づくりと野菜栽培を行っています。

減農薬への取り組み

大黒屋農園は、環境に優しい農業を目指し、毎年「特別栽培」基準を目標に夏秋トマトなどを栽培しています。
この基準は、農薬の使用カウント数と化学肥料(窒素量換算)の両方を、地域の慣行栽培に比べて50%以下に抑えるものです。私たちは、JA飛騨管轄地域の基準より農薬を50%以下に削減しています。
特に、作物の栄養素(窒素・リン・カリウム)は、自家製有機たい肥と有機肥料を主体に使用。じっくりと時間とコストをかけて土づくりを徹底し、安心・安全なこだわりの野菜を提供しています。

大黒屋農園では

トマト・アスパラ・米を合わせると東京ドーム2個分の広さで栽培しています。


会社概要

COMPANY INFO

会社名合資会社大黒屋農園
設立1987年
所在地岐阜県下呂市乗政2505番地の1
TEL0576-26-2558
FAX0576-26-3261
代表者曽我 純次
資本金860万円
従業員数60人
栽培面積約10ha
菌床椎茸ブロック:約40万ブロック
トマト栽培面積:450a
アスパラガス栽培面積:80a
米栽培面積:430a
業務内容椎茸、夏秋トマト、アスパラガス、米の栽培と販売

沿革

HISTORY

1987年(昭和62年)

8月4日

合資会社 大黒屋農園 設立

5人の家族だけの経営で始まる

1992年(平成4年)

曽我純次社長 中日農業賞受賞

経営規模

菌床生産管理ブロック数:15,000ブロック
トマト:1ha(1,000㎡)

2004年(平成16年)

菌床椎茸生産ハウスを新設 菌床ブロック85,000ブロック増

 生産管理 ブロック数100,000ブロックとなる

トマトハウス1ha新設

 トマト経営規模 2.0ha(2,000㎡)となる

2005年(平成17年)

トマトハウス800㎡新設

 トマト経営規模2.8 haとなる

2007年(平成19年)

菌床ブロック培養室鉄骨2階建て建設

椎茸発生ハウス新設 菌床椎茸ブロック数 30,000ブロック増

 椎茸生産管理ブロック数130,000ブロックとなる

2008年(平成20年)

椎茸発生ハウス新設 菌床椎茸ブロック数 30,000ブロック増

 椎茸生産管理ブロック数 160,000ブロックとなる

2010年(平成22年)

椎茸発生ハウス新設 菌床椎茸ブロック数 40,000ブロック増

 椎茸生産管理ブロック数200,000ブロックとなる

2014年(平成26年)

第44回 日本農業賞 曽我純次社長受賞

経営規模

椎茸:菌床ブロック数 200,000ブロック
トマト:2.8ha
米:2.7ha

従業員数40名となる

社会保険制度 厚生年金・健康保険・雇用保険・労災関係等完備する

2015年(平成27年)

トマトハウス460㎡新設

 トマト生産管理3.2haとなる

2016年(平成28年)

トマトハウス775㎡新設

 トマト生産管理4ha(4,000㎡)となる

2017年(平成29年)

第11回 あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト最優秀金賞(日本一)に輝く

 受賞者名 大黒屋農園 水稲責任者 島田 好雅

トマトハウス210㎡新設

 トマト生産管理4.2ha(4,200㎡)となる

2018年(令和元年)

トマトハウス130㎡新設

 トマト生産管理 約4.3haとなる

2021年(令和3年)

年間通しての椎茸安定供給を目的に椎茸品種 北研903号種を導入

導入に伴い北研902号種を20万ブロック増やす

  椎茸生産管理ブロック数 40万ブロックとなる

2022年(令和4年)

第16回 あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト最優秀金賞(日本一)に輝く

 受賞者名 大黒屋農園 水稲責任者 島田 好雅(2回目の日本一)

2023年(令和5年)

ぎふ清流GAP 椎茸部門 評価点数 1,000点で認証

2024年(令和6年)

第18回 あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト優良金賞受賞(惜しくも第2位)

 受賞者名 大黒屋農園 水稲責任者 島田 好雅

ぎふ清流GAP 水稲部門 評価点数 1,005点 国際水準認証

 水稲栽培責任者 島田 好雅

2025年(令和7年)

ぎふ清流GAP アスパラガス部門 評価点数1,005点 国際水準認証

 アスパラガス部門では岐阜県内初の認証

 アスパラガス 栽培責任者 大黒屋農園 荒井 隆至

経営規模

椎茸:菌床椎茸生産管理ブロック数 400,000ブロック
夏秋トマト栽培面積:4.3ha
水稲栽培面積:4.5ha
アスパラガス:0.6ha
(12月31日現在)
トマト・水稲・アスパラの栽培面積は東京ドーム(4.7ha)2個分の面積

2026年(令和8年)

ぎふ清流GAP トマト部門 評価申請予定


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